カンタベリーってなに??
こんにちは、スポビレのYuです。
ラグビーの試合をご覧になられたことのある方はこのマークを目にしたことがあるのではないでしょうか??
2020ラグビーワールドカップ日本代表のジャージにも同様のマークがしるされています。
このマークはカンタベリー・オブ・ニュージーランド(Canterbury of New Zealand)というニュージーランドのアパレルブランドのブランドロゴです。我々ラグビー選手は一般的にカンタベリーと略して称しています。
ちなみにこの鳥はキーウィ(Kiwi)というニュージーランドの固有種で、国鳥だそうです。第一次世界大戦中にはニュージーランドの兵士はKiwiと称され、またニュージーランド人も自らのことをKiwiと呼んでいるほどKiwiはニュージーランドを象徴する存在のようです。
私も来年の春にニュージーランドに行く予定なので、町中でKiwiのシンボルがあるかなど確認してきます。
基本的にはラグビージャージなどのラグビー用具や普段着用のアパレルなどを販売しており、上記の日本代表ジャージーも1997年よりオフィシャルサプライヤーとしてお世話になっているようです。20年以上の関係を続けているようです。
1904年、クライストチャーチに住むラドキン夫妻が立ち上げたラドキン社と、ふたりのスコットランド人ジョン・レーンとプリングル・ウォーカーが立ち上げた小さな羊毛工場が合併。新会社LWR社が設立され、それこそがのちのカンタベリーインターナショナルである。カンタベリーがラグビーに対する本格的なアプローチを開始したのは、第一次世界大戦以降のこと。ジョン・レーンが、ラグビー好きの友人に依頼されラグビージャージを作ったことがキッカケとなり、その卓越した頑丈さ・着心地の良さが評判となり、1924年からNZ代表チームのユニフォームもサポートすることとなる。世界最強の国となったNZラグビーの発展とともに、カンタベリーのラグビージャージも著しい進化を遂げていく。コンセプトは一環して「The World Toughest Active Wear(世界一タフな活動着)」。ラグビーの歴史のそばには、常にカンタベリーがあるのである。
ブランドヒストリー|CANTERBURY (カンタベリー) 公式サイト
やはり歴史的にもカンタベリーの製品は頑丈だったからこそ、ラグビーをしてもちぎれない服を提供することができてるのですね。
ではどのような素材を作っているのでしょうか??
私も気になったため少し調べたところ、正直すごいです(笑)
2019年ラグビー日本代表のジャージには、耐久性・軽量性・運動性・快適性といったラグビージャージの基本機能を高めるため、糸から選び直し約2年間かけて開発された「ALPHADRY® Extreme」(アルファドライ®エクストリーム)という新素材が合われていたそうです。
またこの素材をもとにポジション別に違うジャージが作られおり、フォワードの大きい選手に対しては経編(たてあみ)という編み方で福井の生地メーカーと開発。バックスの機敏な選手には丸編(まるあみ)という編み方で和歌山の生地メーカーと開発されたようです。
↑経編
↑丸編
引用元:
ラグビー日本代表2019ジャージ|CANTERBURY (カンタベリー) 公式サイト - GOLDWIN
カンタベリーショップは日本全国に22店舗、北は北海道から南は鹿児島まであり、普段着として着る服も非常にかわいらしいため、もしお時間あれば少し店内を覗いてみてください~